軽症だったが-3-

会社は有休とって、病院からの電話を待つばかり。リリーン!(そんな黒電話みたいな音じゃないけど(笑))、ガチャ

病院
病院

やつおさんですか?

はい、そうです! (陰性って言ってくれ、陰性って言ってくれ)

やつお
やつお
病院
病院

大変残念なんですが、「陽性」でした

・・・・・・・ああ・・・・・・そうですか・・・

やつお
やつお
病院
病院

こちらから陽性者として保健所に連絡するので、保健所から電話があると思います

というわけで、どん底に突き落とされたワケだ。会社に早速電話すると「えええ〜〜〜〜!!!」と言われ、何か進捗あったらすぐ電話をくれと言われた。あんまり「お大事に」、って感じでもなかったのがムカついたがこれは仕方がないかな。肺炎って感じは全くなくて、でもちょっとした咳は頻繁に出るようになっていた。 

そして、病院から連絡が行って、今度は保健所から電話。

保健所
保健所

この度は陽性判定ということで、今後はこちらの保健所が窓口となります。容態はいかがですか?

どうもどうも、それが熱と咳ぐらいで別につらくないんですよぉ〜

やつお
やつお
保健所
保健所

わぁ〜 良かった〜

(おっ こちらの気を楽にしようと、ため口で気軽に話してくるじゃねぇ〜か・・。童貞じゃないんだからそんな手口には乗らないんだからねっ!)

やつお
やつお
保健所
保健所

恐らく自宅療養もしくはホテル療養か病状悪化すると入院かも知れないですが、決まったらまた連絡しますね。それと毎日連絡が行きますので、検温は常になさってください。

わかりました

やつお
やつお

この担当者さん、他の文言はすべて敬語なのに「良かった」っていう単語だけは必ず「良かったです」や「良かったですね」でなくて、「良かった〜〜」ってなるの、何故かホッとするのよね。寄り添ってくれる気がする。この後、両親についても話をすることになるのだけれど、その時も「良かった〜〜」だった。

しかし!

自宅療養よりホテル療養のほうが安心で気楽かな、とこの時は思っておった。 

あと、保健所とのやりとりはサラッと書いてしまったけれども、実際にはオレの個人情報(どこに住んでいて、どこに勤めていて)とか発症から2日さかのぼった濃厚接触者の氏名、電話番号、簡単な住所とかを尋ねられて、各濃厚接触者には当該の保健所に情報が行って、「YOUはやつおといついつ一緒だったから強制的にPCR検査ね」という電話が行くシステム。実家の親兄弟もモロに濃厚接触者なので、当然連絡が行って、翌日か翌々日には検査を受ける段取りが兄貴経由でされていました。 続く