オレの弱点とは?

 1998.08.02

今日は時計にまつわる話だなっす。短くて申し訳ないですけど。さて、あなたは電話で時報を聞くときは117か177かどっちだったかすぐに思い出せますか?オレはすぐわかります。なにか時刻設定の必要があるものは、ちゃんと117をコールして時報で合わせないと気分的にイヤなので、「時報は117」とイヤでも覚えてるわけです。そんなことも踏まえて、時計ばなし。(なんだかなぁ)

いま、訳あって独り暮らしをしてるんです。独りグワシじゃないですよ。グワシよりもグワシ戦闘機のほうが好きですけど。朝起きて、すぐにワイシャツに着替え、雨戸を開け、階下へ降りる。トイレに入り、パンを焼いてる間に新聞をポストから引っ張り出して、テレビをつける。新聞に目を通しながらパンをかじっていると、そろそろ時間だなと、歯磨き。さて。起きてからここまでの間にオレが見た時計は、なんと 5コもある。玄関を出るまでオレが見る時計は全部合計すると6コから7コになる。順番に見ていこう。起きる時に枕元の2つの目覚まし時計がけたたましく鳴るが、ひとつは普段はカミさんが使っているやつなので、実際の時間より15分ほど進んでいる。もうひとつは普段からオレが使うものなので、ほぼ時間通り。だから、2つ同時に鳴るようにするには、カミさんのを少し遅めに針を調節する必要がある。それでも、うまくいかなくて、カミさんのほうが鳴ってあわてて止めると、オレのほう、つまり実際の時間は、狙った時間より10分も早いところを示していたりして、非常に腹が立つ。「オレの安眠を10分も早く終わらせやがって!!」。目覚まし時計とは本来そういうモノなのだけど。で、ひとしきり悩むことになる。「今、また眠りに入れば、10分後にオレの時計が鳴って起きられる。しかし、それを逃して、ぐっすり寝込むのも間抜けだ。くそっ、カミさんのやつにスヌーズがついてれば、もうちょっと寝られるのに。」スヌーズとは通常、オフにするスイッチとは別に、音を止めるだけのスイッチがあり、おおもとのスイッチを消すまでは、何分後かにもう一度鳴ってくれる、便利な「起床先延ばし機能」みたいなものである。しかし、カミさんのやつは、音が異様に大きくて頼りになるくせに、スヌーズが無いのである。逆にオレのほうは、音が小さい電子音ながら、スヌーズが付いている。「帯に短し襷に長し」が2つあるようなもんだ(笑)。そうして悩んでいるうちにカミさんから電話がかかってきて結局起きるハメになる。そう、2つの時計で起きられない時の保険として、カミさんにモーニングコールを頼んであるのだ。起きるとすぐに着替えを始めるのが習慣になっている。ワイシャツ、ネクタイを身につけ、ズボンを履く。一度だけ、ベルトを締め忘れて会社に行ってしまったことがあるが、あれは相当恥ずかしいよ。ま、それはいいや、で、テレビつけると、朝だから必ず時刻が左上に出てるね。ぼかぁ、このテレビに出てる時計が一番好きです。なぜか?。それは一番正確だから(笑)。テレビのすぐ上に置き時計があるけど、これもまあまあ正確。洗面所にある時計は少し遅れ気味で、朝なんかは「オレが見ているこの時刻は本来の時間より遅れているんだ!」って感じで良いプレッシャーになります(笑)。行ってきま~す、ってんで、玄関にある時計を見上げるとまたしても少々遅れ気味のディズニーの掛け時計があるが、あてにはしない。ただその時計が7時35分あたりを指していれば、すぐ後に見ることになるであろうクルマのデジタル時計が7時37分あたりであろうことが予測されるので、ちょっと安心できる。普段においても、時計の針で動く人間なので、たとえば「この時計で40分になったら何々をしよう」とかいう感じである。だから、オレを倒すのは簡単。オレから腕時計を取り上げればいいのだ(爆笑)。一気にオロオロして、すごく不安になって、もう「ウワーン」って感じになっちまいます(笑)。言ってみれば弱点だよなぁ。オレ、メガネかけるとか、タバコ吸うのとかって、一種の弱点だなぁ、って思うんすよ。別にバカにしてるわけじゃなくて、なるべくそういう「取り上げられると非常に困るもの」っていうのは減らしたいよな、と思ってたわけなんですが、腕時計は困るなぁ。マジで。