こんな仕事はイヤだ

 2003.2.20

最近、会社に妙な電話がかかってくる。再現すると、大体こんな感じだ。

「私、市内の○○○運輸の△△と申します。実はこの間、うちのトラックが荷崩れ起こしちゃいまして、その際に御社の社員さんに手伝ってもらったんですよ~」

この時点ではオレは少し信じかけていた。しかし、この後こう続くと「ん?なんか怪しいぞ」と誰でも思うだろう。

「それで、お礼を言わなきゃダメだろう!なんてウチの社長に怒られちゃいまして、お礼のお電話なんですけど、あいにくお名前を書いたメモを無くしちゃったんですよ~、で、その時にお礼は何がいいですか?と伺ったら独身だから何か食べ物がいいですなんておっしゃってたんですけど、そちらに20代で独身の社員さんはいらっしゃいませんでしょうか?」

なんだよ、結局一番最後のワンセンテンスを言いたいがための作り話なんじゃねーかよっ!と気づいたので「ウチには20代の独身の者なんていないんですけど」(本当にそんなヤツうちにいないから)と電話を切ったんだけどね。それから、今日はこんなのが来た。ちなみにこっちは女性だ。

「あのう、私近所に住んでる者なんですが、この間ウチの子供が転んで泣いてる所をそちらの社員さんに助けてもらっちゃいまして~」

って、これどう考えても状況おかしいだろ?(笑)

内心「チッ、またかよ」とか思いつつ一応「はい」と相槌を打って続きを聞いた。

「それで、お礼のお電話なんですけど、すいませんお名前を忘れてしまいまして、確か20代で色白な方だったんですけど、いらっしゃいませんか?」

って言うから、もうおかしくておかしくて(特に”色白”ってところが笑える)「ウチには20代の人間は一人もいません」って切ったけどさ。整理すると、どうやらこいつらは「なんとしてでも20代の社員の名前を聞き出したい」「いないって言われると、あれ~?とか言いながら誤魔化して電話を切る」という2点が共通しているようだ。自宅に帰ってきて「不審 電話 20代」とGoogle検索すると、労働局関係を中心に「こんな電話には要注意」という警告HPが一杯出てくる。こことかここ とか・・・。 以前は労働局を騙ってかけていたのが、最近は新手法を編み出したってことか。いずれにせよキーワードは「20代」なのである。オレ31だけど今度シャレで「私です」って言ってみようかな?(笑)どんな事になるだろう。「ああ、あの時の!」とかアドリブかましてくるのかな。気になるのは、こいつらの目的だ。20代の独身男性から金を取れる商売って、結婚相談所チックなところしか思いつかないんだけどな・・。いずれにせよ、こういう電話をかけてくる輩は、それを仕事としてやってるわけであって、オレはそんな仕事はイヤだな、と思うわけである。回りくどいウソ話をしまくる仕事なんて、何の役にも立ってねーじゃん。せめて利用者から「ありがとうございました」って感謝されるんならともかく、いきなり人のこと騙して個人情報ゲットだもんな。ふざけんな。

それと、業種は違うんだが、大宮を夕方の6時頃歩いていると、小さめのカートに段ボール箱を積んで猛烈な勢いで走っている若者達を見かける。奴らは男でも女でもとにかく走ってどこかへ向かっていく。そして奴らはわが社のすぐそばにある通称ロケットビル(本当にロケットの形をしたビル。金色。最上階にバーあり(笑))に吸い込まれていく。どうやら総本山がそのビルなのは分かった。求人広告でウラもとった。輸入雑貨の会社らしい。しかし、分からんのは「なぜ全速で走らなきゃいかんのだ?」ということだ。こいつらはわが社に営業に来たことも何度かある。セリフはいつもこうだ。

「近くの雑貨屋なんですけど、在庫が余っている商品をお安く出来るんですよ、それで、この商品なんですがお一ついかがですか?」

って持ってくんのが、電卓機能付世界時計とかあまりのくだらなさに声も出なくなるような物品を1500円ぐらいで売りつけようとすんのよ。おまえら、その作業に何かしら疑問を持ったりしねーのか?何か怪しい人間にコントロールされてるって気づかないか?

  ま、一つ言えるのは、見知らぬ奴が「近くの」とか「市内の」ってキーワードを入れて話してきたら、まず怪しいと思え、ってところだな。何か有力な情報があったら、掲示板ででも教えてね~