部下を使う日

 1999.10.23

ご、ご無沙汰~!(笑)とか挨拶してる場合でもないんですが、今月初のやっつうえぶです。ここを見てるお友達のみんなはここ(←注:当時はバンドのホームページがありましたが、今は見ることが出来ません)はチェックしてくれたかな~?ライブが間近に迫ってるんですよ。まだ見てない人は時代に乗り遅れてるわけですから(笑)、ここを見終わったらすぐチェックしましょうね。

今の会社に入ってからもうすぐ10カ月。社会人になってからだと6年半のオレに今、大きな転機が訪れようとしている。なんと 「部下が増えそう」 なのである(笑)。いや、笑うところじゃないんだが。実はこれはちょっとした悩みなのだけれど、オレは前いた2つの会社において、部下というものを扱ったことがないのだ。入社以来ペーペーのまま、辞めてきているのだ。もちろん、アルバイトを使って仕事をしたことはある。しかし、社歴も年齢も自分より下の人間と机を並べて仕事をしたことが無い。つまり、「部下を持った経験が無い」のだ。これは、もう28にもなるオレにとって結構大きな悩みだ。部下を連れて飲みにいくとか、飯おごるとかしたこと無いんだもんね。そろそろ部下欲しいぞ。ブカ。そんな気持ちを知ってか知らずか、(いや、絶対知らないと思うぞ)うちの会社の社長さんが、こういう命令を下してきた。「やっつよりも年下の人間を新しく募集しろ。大卒以上だが新卒はダメ」大ざっぱにいうとこんな命令であった。ついては、募集担当はオレで、選考の責任者はうちの所長さん。オレは言われた通りハローワーク大宮に事業所登録および求人申し込みを済ませた。オレ的にはハローワークなんかより、折り込みチラシでもまいたほうがいいんじゃないかと思い、提言したのだが、却下された。で、登録した翌日、早速職安より連絡があり、一人面接に来ると言う。所長さんに「○月○日に○○さんという方が面接に来られますので」と告げると「最終的に誰がいいかっていうのは君が決めていいから」と言われてしまった。実質の人事担当者になってしまったわけである。これは責任重大だと思い、オレは書店に走ると「人事の達人 中谷彰宏著」やら「まるごと早わかり 気に入られる面接の仕方 リクルート編」なんていう専門書を買いあさり、ひたすら読みまくった。ええ、無論ウソですけど。まあ、「前職ではどんなお仕事をされてましたか」ぐらいの質問だけをオレはして、あとは所長さんに任せようと考えて気楽に面接に臨んだ。かくして、面接の当日がやってきた。彼は緊張しているのか何なのか知らんが、あまり自己PRしてこない、メチャ控えめな人間であるらしい。「今まで受けて来た会社を落とされた理由を自己分析してください」との問いに「おとなしくて人見知りするところがいけないと思います」と言う。「ワード、エクセルを含めたいわゆるWINDOWS関連はだいたい出来るんですよね?」との問いには「はい、ごくごく基本的なことなら・・・」とあまりにも正直過ぎる。そんなの「はい、大丈夫です」って答えりゃいいのに。「一番やりたいと思っている職種は何ですか?」との問いに「事務系です」。ありゃりゃ。確かに募集職種には企画・一般事務と書いたが、企画も出来て一般事務も出来る、何でも屋じゃないとつとまらない仕事で、まさか「何でも屋募集」とは書けないから企画・一般事務とぼやかしたのに、いきなり「事務がやりたい」って言い出す男もどうかなぁ。営業的センスも必要だから「人と会ったりするのは好きなほうですか?」と振ると「あまり好きではないです」と言われてしまった。そういう時は「得意とは言いませんが、そういうお仕事も興味があります」とか言えないもんかなぁ。で、一番最後に我々としてはとても大事な質問「お酒は好きですか?」との質問には「好きです」と返ってきたので少し安心した我々だったが(笑)、やはり、この面接内容では積極的に「この人と一緒に仕事がしたいなぁ」とは思いにくいではないか。というわけで、まだオレには部下というものがいない。やっぱり「今度うちの会社に面白いヤツが入ったんですよ!」って紹介したいもんなぁ。希望としては、これは超個人的な意見だが、まず、「別荘持ってるヤツ」。これは大事でしょう。夏は涼しくて冬はスキーが出来るところだとなお可だな。あと、「使ってない車(外車とか)が家に転がってるヤツ」。別にオレが乗りたいわけじゃなくて、話のタネとしてね、うん。それから「一声かければ女の子5~6人簡単に呼べるヤツ」とか。「酒が強い、あるいは強くはないけど好きである」ってのも必要。これは冗談抜きで、大事なんだな。あんまり強くてオレがつぶされても困るが(笑)。上記すべてに当てはまる、大卒以上で社会人経験ある27才までの方、これ見たら連絡乞う(笑)。ってホントに来ても困るけど。