2002.11.30

生きていると、こう、いろ～んな質問をされるよね。どうでもいいような質問から、答えに窮するとんでもない質問までね。どうでもいい質問の代表は、あれだ、飲み屋のおネエチャンとかコンパニオンとかが「結構若いよね、おいくつなんですか？」って言ってくるやつ。そりゃ、話題としては無難で、それをきっかけに話を展開しやすいだろうよ。でも、イヤなのは、オレが年齢を明かすと決まって「ええ～～っ！（見た目が）若～～い！」とか「うそっ　童顔なんですね～」とかいう方向になるので、毎度毎度のことでいい加減うざったいんである。昼間オレに会ったことのある人ならご存知だと思うが、若いころから白髪が多い。昔は「若白髪が多い」と言われたんだが最近は「若」がつかねーぞ！なんてことはさておいて、とにかく多いのだ。だから、明るい所であればそんなに若く見えるはずは無いし、実際自分より年上の人間からは「年齢にしては落ち着いている」と言われる事がほとんどだ。しかし飲み屋ではそうではないらしい。本来は「若いですよ」と女性に言われるのは喜ばしいことかも知れない。また、商売上誰に対しても「え～若～い」と言っているのかも知れない。つーか、２０代の時は「若く見える」と言われるのはかなり嬉しかったんだけどね。３０代になったら、自分の年齢も他人やおネエチャンの年齢もどうでもよくなってしまった。ただそれだけです。下らないので、これを読んでる飲み屋のおネエチャンはオレに年の話をしないでください。その後の話題も続きません（笑）

で、後者の答えに窮する質問は・・。そうねえ、前に仕事で俵K郎さん（仮名）を助手席に乗せて車を運転した時にされた質問かな。彼が息子に買ってやる車の話をしていて、思いっきりあの口調で「ゴルフとかヨーロッパ車の外装は硬いんでしょうか？」って・・はっきり言わせてもらえば「知らねーよっ！」です。

さ、前置きが長くなりましたが（前置きだったのかよ）、この間、バンドメンバーと電車を待っている時に不意に聞かれた質問に、なんとなく答えてしまったが、よく考えたら「バッカだな～、オレ」と思った次第。その質問とは「今、好きなだけお金があったら何が欲しい？」というものだった。オレは目先の物欲にかられてついつい「家・・ですかね」って答えてしまった。落ち着いて考えるととても馬鹿な答えだと思う。家なんてものは今お金が無くてもローン組めばなんとかなるものだし、手に入れたとしても、いずれ老朽化していく儚いものだ。それに夢が無い（笑）。家なんて言ってみれば生活必需品であり、かつ、１個あれば事足りるではないか。数が増えても別荘になるだけだしなぁ。と思い直して、今、この２００２年１１月３０日（土）午後９時１１分に、同じ質問をされたらこう答えよう。「オレは、ある程度大きくて増収増益を続けており、株主総会では何事も起きず、株価も高値安定していて無借金経営の東証一部上場（これは別にどうでもいいけど、なんとなく、だ）の超優良会社が欲しい（笑）」。そんな会社があれば、（利益を出せば、だけど）お金を生んで家買えるじゃん。そして、「オレこんな商品が作りたいんだ」と思ったら、社内の開発部とかに言って「これ作ってよ」と言えばいい。これは楽しいと思うんだけど。来客が無いときは社長室の椅子にどっかりすわってインターネットやってね。でも画面は自転車パーツとか探してると思うんだけど（笑）　移動は近いところは自転車でしよう。会社の経費でコルナゴでもピナレロでも買い放題だよね。・・・・って・・やっぱり夢ちっちゃいじゃんかよ（笑）