YEAH!アマチュアミュージシャン
2004.5.1
と、2004年になって初の更新がとっても恥ずかしいタイトルであるわけなんだが、ここまで更新サボって何をしていたかって?
聞きたいかい?
ふっふっふ・・ それは・・・
浜崎あゆみは実は相原勇が整形して再デビューしたのでは?という仮説を検証する為に世界中を飛び回っていたからですよ。ま、違ったわけですが(笑)。今はかなり痩せちゃって、しかもニューヨーク在住らしいな。
で、今日の本題なんですが、今とりかかっている我がバンドのレコーディングなんですが。これは凄いよ。ある意味先進的で、誰もやっていないようなことをしているよ。
うちのレコーディング、ココが凄い!
スゴイその(1)・自宅内のスタジオで録音している
まあ、これは宅録と言ってしまえばそれっきりなんだが、打ち込みゼロで、ドラムから生録りだかんね。
スゴイその(2)・さすが21世紀のレコーディング、録音媒体はハードディスク!
FOSTEX社製の16trHDレコーダーを2台連結しているよ。
スゴイその(3)・誰の手も借りないぜ!
まあね、僕らはミュージシャンなんだから、レコーディング、サウンドメイキングぐらいは自分で出来ますよ、と。そういう感じなんだろう。
スゴイその(4)・小細工しないぜ!
今のテイク良かったけど、一箇所ミスっちゃってるな~、ということよくあるでしょ。ま、出来ればパンチイン/アウトで済ませたい。しかし、うちのバンドではそんなこと出来ないぜ。フットスイッチも無いし、オートのやり方もよくわからない、つまり全テイク一発録りなのだ!(笑)
スゴイその(5)・テイクを比べる?なんのことだい?
HDRならではの機能、バーチャルトラック。トラック単位で別のバーチャルトラックに録り貯めしていけば、2テイク目と5テイク目を聴き比べて、古いほうを生かすとか簡単ですね。テープやDATではこうはいきませんよ。しか~し!うちの録音ではバーチャルトラック無いよ!操作法がわからんらしいよ!録音する際は常に前のトラックを消しながら!オーマイガッ!
スゴイその(6)・DIボックスも無いんですけど・・
ベースのライン録音やキーボード録音には欠かせないDIボックス。これがないとインピーダンスがおかしいまま卓へ送ることになるもんね。でも・・・誰も買ってない・・オレが買わなきゃいけないのかな?・・
スゴイその(7)・ノンエフェクト・・ですか?
今のところスタジオを見回して目につくのはコンプ(ラック式ではない真空管のやつだ)ぐらい。EQもリバーブもディレイも無いよ。壁のバランスアウトからは直かせいぜいミキサーを経由すると、そこはもう卓。ぎょえ~~~~~
スゴイその(8)・キューボックスやヘッドホンアンプの類も無いよ
なんか壁のバランスアウトからミキサーへ突っ込んで、そこからヘッドホンでモニターするんだけど、妙につぶれて聞こえるなぁ・・。まあ仕方ないか。
スゴイその(9)・波形編集なんて夢のまた夢だろ、これは(笑)
まあ、当然のことながら波形をいじるなんてこと誰も口にすらしないし、必要も無いのだろうけど・・。ではどうしてハードディスクレコーディングするのだろう?なぜ自分で買ったのに使いこなそうとしないのだろう?不思議だ・・。
と色々ゴチャゴチャ書いたけど。DIが無い件については、アンプの後ろ側にバランスアウトが付いてたので、そこから出してラインの代わりとしてます。んでマイクでアンプの出音を拾ってミックスしたいらしいのだが、最初に立てたマイクはバスドラム用のマイク。しかもマイク位置とかチェックしないで無造作にスピーカーの前にポンと置くんだ(笑)。マイクの指向性とか特性全く考えずにポンと置くんだ。で、なぜかマイク信号の後にはマイク用プリアンプが繋げられている。とにかく「プリアンプをかませば音が良くなる(太くなる)」という理論に基づいてるんだと思う。まあ、その最初の録音のは全部NGにして、次に行ったときはシュアーのマイク買って、自分でマイキングしたけどさ。まあ、何よりもバーチャルトラックが使えないのが痛いね。大体において録音てものは最初のテイクが一番イキが良くて、その後は段々集中が切れてきたり、飽きてきたりで、あんまいいプレイするの難しいじゃない。だからバーチャルトラックで最初から残しておいて、一番ノリの良いテイクを探して、ミスってたらパンチインしちゃったほうが早いと思うんだけど。今の方式だと、最後のテイクしか常に残らないから、最後のテイク以外の演奏がすべてムダになってしまうでしょ。演奏がムダになるって感覚、分からないかも知れないけど、オレが一番イヤなのがそこなんすよね。時間は常に限られているから、音作りにたっぷり時間をかけて、演奏はチャッチャと終わらせたい派なんだよね。まあ、曲の途中でストップするほどミスするオレも下手なんだが(笑)、同じ曲を何回も弾いてるとイライラしてくるんでね。ともかく、このような状態でミックスダウン(これも自分達でやろうとしているらしい・・難しい作業だと思うんだけど・・)、マスタリングを経て完成する予定のCDをお楽しみに!