オレにとってのWEBページとは?
1998.04.13
自分のWEBページを立ち上げてから2年がたった。たしか、パソコンを買った翌年の誕生日ごろにオープンしたいな~と思って作り始めて、結局ずれこんで4月に公開したような記憶があるから。なんか、こういう自分のページを作って公開するっていうのは、ビデオ作品づくりに似てる感じがするね。オレ日大芸術学部の映画学科(前にウッチャンナンチャンの内村がテレビ番組で受験してたね)出身なんだけど、っていうと年に300本くらい映画見てました~的な映画人間と思われそうだが、多分映画館で映画見るのは年に数本(笑)。決して嫌いじゃないんだけど。じゃあなんでそんな学校に行ってたかというと単にTVCMが大好きで、ゆくゆくはそっち方面に就職したかったから。最初にCMを凄いっ!と思ったのはコカコーラのCM。あれは確かオレが中学か高校かそのあたりだったけど、当時のCMソング「はじめ~てじゃ~ な~い~のさ~~」っていう歌のバックが、ドラムにスティーブガッド、ベースがウィルリー等々、とんでもないメンツで演奏されてるのを知ってしまい、かなりの衝撃を受けたわけ。「な、なんでこんな十数秒のCMソングをこんなメンバーで録るわけ?」って感じで。で、どうやらCMっていうのは15秒、30秒の作品に何千万もの大金を注ぎ込んで作るらしいってのを知って。このタカリ体質はいいぞ~っ!なんて思って(笑)。そう、それで大学時代はバンドに熱中してるもんだから、課題とか超ハチャメチャに手を抜いて提出してましたからね。ほんと、「こんなの人様に見せてもいいのか?」っていうレベルの(笑)。パートナーと組んでビデオ作品を作る授業があって、毎週何かしら作らなきゃいけなかったんだけど、これが一番ひどかった。例えば、単に知り合いの可愛い女の子をインタビューをするだけの作品(って言っていいのかよ)「今週の美人」。ある男(オレが演じた)がふとした拍子に階段を転がり落ちるというだけの「The Rolling Man」。予定では学校の階段に始まって、駅のえらく長い階段にまでエスカレートする予定だったが、体が痛いのでやめてしまった。男には引き返す勇気も必要だというわけである。あと、毎回タイトルバックとして付けていた映像がまた最低で、学校の屋上で半裸の男二人(当然オレとそのパートナーだ)が走ってはしゃいだり、寝転がってじゃれあったりしてるスローモーションの映像だった。全く我ながら情けないのだがこんな、かなりどうでもいいビデオをいくつも作っていたのだ。だから自分のWEBページの文章を書いてる時も「こんなどうでもいいものをWEBにさらしていいんだろうか」という思いがついよぎってしまう。でも見放さないでね(笑)