インターネット代金

 1998.06.22

眠いっ!。オレ先週はずっと眠くてね。毎日毎日、なぜか午後2時頃になると猛烈に眠くなるの。運転中になると最悪っすよ。どうしてなんだろ。メシ食ったあとだからってのもあるんだろうけど、前はこんなじゃなかったよ。寄る年波ってやつだろうか(笑)。そんなことも手伝って、今回は平日にこれを書くヒマが無くって、大あせり。今、日曜の昼間に例によってモバギで書いております。モバギってのは、モバイルギアのことでありまして、電子メールを読んだり、ワープロ打ったりするのに大変重宝しております。また、最近こちらを初めて訪れた方に念のためフォローしておきますと、ここのトップページから行ける「かよかよかよ」(この名称はなんのイントネーションも付けずに平坦に発音するのが正式です)のコーナーを書いているのはオレのカミさんで、カミさんはオレとは別に自分のMAC(懐かしのPowerMac6100!)を持っており、それで執筆しているから、かよかよかよに出てくる「パソコンの調子が悪くって」とかいうフレーズはカミさんのマシンを指しています。それでカミさんが自分のマシンで書いたHTMLファイルを「フロッピーで(笑)」もらって、オレのマシンからアップロードしています。なんで直接アップしないかというと、カミさんが自力で出来ないのと、WEBのデータをすべてオレのマシンに保管したいという意味合いから、オレのマシン経由にしています。ついでにオレのほうは、というと、オレはオレでMAC(名機LC630!)を所有しており、加えてモバギも持ち歩くので、WEBの原稿は純粋なテキストだけモバギで書いておき、それを外から自分あてにメール送信したものを自宅のMACで受信し、HTMLに整形&加筆修正を加えた後に、アップしています。「バカだなぁ」と思うかもしれませんが、バックアップという意味もあるので、バカにしないように。バカといえば、自分で、一番バカだなぁと思ったのは、家にプリンタがあるのにもかかわらず、そのプリンタはカミさんのマシンに直結していて、オレのからは出せないため、オレのマシンのモデムから自宅の、マシンと2mしか離れていないファックスへわざわざファックス送信したことがあります(笑)。面倒くさいことをクリアする為には、金に糸目をつけない良い例でしょう。

さて、今回は「インターネット代金」です。そんなものは有りません。インターネットはお金をとったりしないんです。しかし、未だに堂々とこういう質問をされるんだな。「インターネットって月にいくらぐらいかかるの?」・・・でも、本当のこと言うと、最近はみんな「プロバイダ」って言葉を知ってるので、「プロバイダ代ってどれくらい?」という質問に変わってきてはいるね。ま、オレもこんなこと知ったかぶりして話すほど偉くはないんだけど、はっきりいって、そういう料金が高い、安いって個人差あると思うんだよね。相対的なものなんですよ。自分が月にいくらまでなら通信費にまわせるのか、ってとこから始めないと、大変なことになります。言い換えると「どれほど通信バカか」ってことね。 というわけで、まずはオレ(とカミさん)が、こういった通信モノにいくら金をかけているか、計算してみようじゃないか。まず、我々一般庶民がどうしても金を払わないといけない相手、NTTね。うちはINSネット64加入なので、その基本料金も含めて、月に10000~12000円くらいで落ち着いています。なんで落ち着くって表現するかというと、独身時代は20000を超えるときもあったから、へっちゃらなんです(笑)。だってしょうがないじゃん、サービスを享受してるんだから。でもオレみたいな丼勘定男と主婦の違いだなぁ、と思ったのは、カミさんの一言「電話代が先月より2000円増えちゃったから、ホームページ見るのやめよう」ってやつ(笑)。オレは構わず見てますが。あとプロバイダですが、オレのメールアドレスでもおなじみの熊谷ネットさんですね、これが月30時間まで3000円。あとポスペ用にアドレス追加したからプラス500円。でも絶対30時間では収まらないので、超過料金もとられてる。でも5000円前後かな、全部で。それから、退会するのも面倒だし、サブのプロバイダとして、またモバギのメール受信でもお世話になってるベッコアメには、月1000円。でも今度価格改正があって値段がハネ上がった。2000いくらだったと思う。熊谷あてのメールをすべてベッコアメの自分のアドレスにフォワードしています。でモバギで読むと。それから、YS11というバンド用にホームページのスペースおよびメールアドレスを借りてるホプムンという会社に年間10000円。カウンターを提供してもらってるコウジネットに半年で3000円。日々のニュースが電子メールで届く毎日デイリーニュースに月500円。AOLっていう全然使ってないパソコン通信に月1000円。ニフティは月2000円ぐらい?こうしてみると、結構金を使ってるんだな(苦笑)。でもはっきり言ってこれはしょうがない。別に節約しようとも思わない。何故か。それは、オレがお金を払うのが好きだからです。いや、これ冗談じゃないですよ。でもただ闇雲にお金を払うのはあなた同様好きではありません(笑)。価格相応のサービスを受けていて、これからもそのサービスを受けようとしていて、将来的に安くなって欲しいサービスに対してお金を払うのが好きなんですよね。お金を払うということは、相手に利益を与えているわけで、結果相手がそれを自分に還元してくれると信じているからです。つまり、熊谷ネットさんは、そりゃ、何度もお金を払わずに滞納したことあるけど、でも他のプロバイダよりも価格が高い代わりに、一度もビジーになったことが無い優良プロバイダだと思うので、他のどこにも乗り換えずに続けているし、もし安くならなかったとしても、それを設備投資にまわしてくれればオレ的にはオッケーです。何でもかんでも安いほうへ安いほうへ、と流れていくのは、あまりにも自分のことしか考えてないんじゃないか、と思うわけですよ。高校の時の友達で、独立してカレーチェーン店の店長をやっている妻子持ちの男がいるんだけれども、そいつがこんなことを言ってました。「不思議なものでさ、利益が出ても、自分の生活をラクにしようってことじゃなくて、もう一軒店を増やせないかな、とか、社員を雇おうかな、とかいうふうに発想しちゃうんだよ」ってね。オレは経営者をやったことがないから、この発言には驚いたよね。ほら、やっぱり社長ってのは、贅沢してるんだろとか思ってしまうけど、社長業に就いたことの無い者の悲しい発想なのかも知れない。それで話を戻すと、というか、一旦それるけど(笑)、オレ値切るのもちょっと苦手なんですよ。いや、仕事では平然と「端数切ってもらえますよね」とか、「この見積もりから1割引いてもらえたら御社に即決しますけど」とか言えるんだけど、仕事を離れるとちょっとダメ。ま、「良い客」でありたいってのが一番の理由なんだろうけど、なんか言い値でオッケーしちゃうみたいなところがあります。セコく思われるのもイヤだし。よく新車購入時に値切って値切って、他メーカーのクルマの見積もりをチラつかせて、またハンコ押す直前に渋って、なんて話を聞くけど、オレそういうやつ絶対バカだと思う。逆の立場を想像すればわかるけど、初対面の(初対面じゃないにしても、今まで取引の一切無い相手ね)奴に値切られるのって本当に腹立つんだよね。もちろん、大阪みたいに土壌がそれを許容しているところは別だけども、過度の値切り交渉は長い目でみたらかなり損をすると思うんだけど。例えば、オレがやってるような仕事でも、とにかく、そこの会社に出す見積もりに対して必ず、100%「もっと安くならない?」って言ってくる企業があるんだけど、オレそこに出す見積もりは、その「安くならない?」って言ってくるのを想定してかなり高めに出すんだよ。で、言われたら気持~ち安くしてあげて、「もうこれ以上はどうしても安くなりません」って言っちゃうの。他の普通の客だったらもうチョイ下げられるんだけど(笑)、最初に、というか作る前から言われると腹立つから、そういう風になってしまうんだよなぁ。うち、デザイン会社だからさ、何か作って「この仕上がりじゃ、ちょっと安くしてもらわないと」って言われるんならまだしも、まだ作ってもいないのに「高い」って言われるんじゃぁさ、こっちもどうしたらいいかわかんないというか。デザインの質を下げれば値段が安くなるっていうもんじゃないしさ。おおっと、仕事の愚痴コーナーになってしまうところだった(笑)。よし、話を戻そう。だからね、インターネットをやるのにいくら金がかかるとか、無料でメールアドレス取りたい、とかゴチャゴチャ言う前に、始めてしまえ、ということですよ。「インターネットはタダだけど、その分どこかが負担してるんだから、せめてその浮いた分をプロバイダとかにまわせよ、まったく」とか思ってしまうんだよな。あ、そうそう、あとプロバイダに1つしか加入してない、っつうのも危険な時があるよ。危険とは言い過ぎだと思うけど、サブのプロバイダとして、完全従量制(使ったぶんしかお金を取られない)のとこに入っておくのも、ひとつの手だよね。それとメールアドレスもたくさん持っておくと、いざというとき助かる場合があるっす。次回はメールアドレスをネタにいっちょ書こうかな。ネット系3部作完結編って感じでね。