一番見ている日本の映画

一つの作品を見た回数で最も多い日本映画は何を隠そう 
「私をスキーに連れてって」 だ(笑) 

社会人になってから急にスキーがやりたくなって、それから見たこの映画は、ホイチョイ3部作と言われるものの最初のものだが、この作品に比べると、その後の「彼女が水着に着替えたら」「波の数だけ抱きしめて」はショボすぎる。この作品だけは段違いに光り輝いていると思う。それから毎年冬になるとこの作品をレンタルしてきては「よ~し、今年もスキー行くぞ~~!!」という気分を盛り上げてました(笑) そんでもって兄からプレステ2をもらって、DVDを見れると思って最初に買ったソフトがこれなんですわ(笑)特典映像もそれなりに楽しめてオススメです。 

スキー場で出会った可愛い女の子が実は同じ会社の秘書課という設定はちょっとアレだが(笑)、ストーリー的には飽きさせない、良い娯楽作品だと思う。ユーミンのサウンドと楽しいスキーシーンの合間に、トランシーバーとかサンプリングキーボードとかバッテリー式の背中に背負うライトなどのアイテムをさりげなく挟み込むいかにもホイチョイな感じ。80年代って良かったな~、と。新年が明けて花火がバババ~と鳴ってる中で原田知世が言う「今年もよろしくお願いします」って、映画見てない人にとっては訳わかんないかも知れませんが、最高のセリフだよな~~!!ホント可愛いです、この作品の彼女は。セリフだけで言うと、「女紹介してやるよ。聖心だぞ聖心!」という誘いに三上博史が答える「聖心がオレに惚れるか~?」も時代を感じさせます(笑) まあ、はっきり言って、今やマイナースポーツになりつつあるスキーを主体とした若者向け映画なんて今後現れそうに無いから、貴重な作品だと思うよね。 

しかし、キャストの中で2人はもうこの世にいないんだよね。一人は三上博史の上司役の小坂一也。もう一人は、いつも「とりあえず」と言いながらカメラを構える沖田浩之。ご冥福を祈ります。 

で、なんでこれをまた今日も鑑賞してるかというと、本日我が家の祐希君に「おい、祐希もパパとゴルフやろうぜ!」と言ったところ、なんと、「祐希スキーがやりたいな~」と言い出したから・・。 

本気かよ~~?(笑)

2020年5月追記

映画で聞こえる「聖心」ってイントネーションがおかしいんだよな。学校名だと一番頭の”せ”が強くて後は下がると思うのだけど、映画のセリフだと最初から最後まで同じ高さで言うから、イントネーション的には清貧みたいな感じかも。どうでもいいけど(笑)