連載終了
今日(9月30日)付けの朝日新聞埼玉県版に高校野球に関する写真や文章のコンテストの特集記事が出ている。コンテストそのものは平成元年から行っているもので、今回で17回目を数える。そしてうちの会社が応募受付から表彰式までの仕切りを行っている。記事は、最優秀作品が掲載され、なおかつ、受賞者全員の喜びの声というか、コメントみたいなものが紹介されている。実は、このコメント部分に関してはオレが全員に電話取材してまとめている文章が、そのまま掲載されている。
つまり、オレは朝日新聞に年1回連載を持っていたのだ(笑)
まあ、オレの名前が出るわけでもなく、埼玉の人しか読めないので、どうでもいいっちゃぁどうでもいいのだが、朝日新聞の記事紙面に自分の書いた文章が載る、というのは、全然自分の主観が入らない文章だとしても、それなりに嬉しいものがある。オレが今の会社に入ってすぐにこの企画の担当者になったので、もう7回目。最初は余計な言い回しを削られたりして勝手がわからなかったが、慣れてくると自分で校正してる時に「これは無駄だな」と判るようになってきた。おかげで、今日の記事は原文から削られてる部分はほとんど無かったようだ。
しか~し、このコンテストは今年で一旦終了することがすでに我々の会議で決まっている。だから、オレの連載(笑)も今回で終了するのだ。十何人に電話して世間話も交えながら作品に対する考えなどを聞きだすのは結構かったるく、みんな昼間は仕事や学校で家に居ないので、必然的に家に帰ってきてから電話することが多くなってしまい、電話代も自腹なんだが、終わると不思議と達成感があり「来年も頑張ろう」とか思っていた。
でもコンテストそのものは常連さんの応募が多く、当然のことながら入賞するのも常連ばかり。電話してても「今年もご応募ありがとうございます」てなもんだ(笑)。だから、一度終わりにして、また別の形でやればいいだろうとは思う。来年あるとしても後輩が担当するのでどうでもいいんだが、夏の終わりと相まって少し寂しい感じもする今日この頃なのだ(笑)(←きっこ風(笑))