クレーマーVSクレーマー

今日はちょっとビックリした。

あまりにビックリしたので、思わず先方に電話をかけて、怒りで手が震えるぐらい怒って、でも冷静に相手の言い分を聞き、自分の言いたいことも言った。

事の次第はこうだ。

我が社は下記のような作業をこの7、8年毎年毎年繰り返している。

~夏の高校野球県予選。その試合結果を随時速報すべく、NTTなる巨大電話関連企業の一部署に依頼して、一つはテレドームなるサービスを使った速報アナウンスサービス、もう一つはその連絡用の一般ISDN電話回線の敷設をお願いしている。期間は県予選の開催中のみで、7月末に大会が終わったとたん、NTTが両方とも廃止してくれる(←ここ重要)~

先日、わが社の経理から「やつおさん、この電話番号って高校野球の番号じゃない?」と請求書を提示される。請求元はNTT東日本で、回線使用料と屋内配線料+消費税で4320円とある。

ここでオレは気づく。「あっ!これ高校野球に使った連絡用の電話番号がそのまま残ってるんだ!」

実はこの時点で8月使用分はすでに払い込みをしてしまっていたのだが、当然解約をしていないので、もう9月使用分(って使ってないんだけどね)の請求書が届いている。

とりあえず、開設から廃止まで一手に引き受けてくれる、その担当部署の人間に電話、かくかくしかじかであると電話してみたところ・・相手はこう言ってきた。

・確かに開設時には、その普通の電話も同じ期間内しか使わないと言ってたような気もする

・そして、テレドーム廃止時にその確認を怠ったのは担当者自身のミスである

・しかし、解約の申し出が無い限り、こちらで作業することも無い。よって、その回線使用料は払っていただかなければならない

「えぇえええ~ こっちが悪いのおぉおおお~?」

ちょっと理不尽すぎるだろ。窓口が全然違うんならまだしも、おんなじ期間で使うぜって言いながら頼んだ2つのものを、かたっぽだけ止めてかたっぽは使い続けるなんてアホな奴いないだろ。全部お前に任せてて、お前がやり忘れたことだろ。どうして「こちらの手違いなので、お支払いは結構です」って言わない!?

なにしろ、こいつ謝らない。

オレ「何年も前から頼んでますが、前は取付の現場まで担当者が来てくれたのに、最近じゃ取付もしなきゃ、挨拶にも来ないでサービス低下の一方ですね」

こいつ「まあ、以前は色々なサービスを無料でやり過ぎていたという経緯でして・・うちも営利企業なので」

オレ「営利企業って、普通の営利企業はサービスを向上させるのが普通ですよ。どうしてそちらのミスなのに、うちが金払わなきゃいけないんですか?」

こいつ「それとこれとは話が違うと言いますか・・」

オレ「どうして今までこちらから何も言わないで出来た事が、今年は出来なかったんですか?そちらの引継ぎミスでは?」

こいつ「まあ、実はテレドームに関しては、担当が流動的と言いますか、手の空いているものが行うので、毎年同じ者というわけには行きませんで・・」

とまあ、こんな調子。普通は「大変申し訳ございませんでした」ぐらい言わないもんかね?こいつに言わせると「確認を怠ったのは自分の過失だが、解約の申し出をしなかったのはお客様の過失」らしいんで、こいつにとっては既にケンカ両成敗なんだな(笑)

とりあえず電話を一旦切って、以前のとっても信頼関係があった頃の担当者にクレーム電話(笑) 当然そっちの人は「そりゃ、テレドーム廃止と同時にそっちも廃止すんのが当たり前だよねー」とオレのほうへ同意してくださって、そこから最初のバカんとこへ電話がいって、バカから電話がかかってきた。

「ええ~ やつおさん的にはどの辺まででしたらご納得いただけるんでしょうか?」と言うので、ああ、譲歩するんだな、という意を汲み取って「もう払っちゃった分についてはそのままでいいから、9月以降の分は払いたくない」と伝え、バカは「上の者と相談します」と言って一回切り、その後、「おっしゃる通り、9月以降の請求書は破棄していただいて結構です」と連絡があって、クレーマーVSバカの対決は

やっぱりケンカ両成敗なのでした(笑)← 一カ月分払っちゃってるからねぇ