だからカードって嫌い

今日、息子が一緒に遊んでいた友達に、帰ってくる最中に遊戯王カードを預けたところ、なんと友達が「無くした」と言ってそのまま帰ってきたらしい。 

何枚渡した?と聞いても「パパに言うと怒られる・・10枚ぐらい」みたいにして口をつぐむので、どこからどこまでの間に無くされたのか聞くと、どうやら近所なので、捜索に出かけることにした。 

ただ、このお友達、以前うちのクルマに唾を吐きかけたことがあるので、その子の言い分を鵜呑みにするわけにもいかない。だって、善良な小学1年生が唾なんて吐きますか? 

息子に「ねえ、祐希から渡したの、それとも向こうが持ってあげるって言ってきたの?」と聞くと向こうが「持ってあげる」と言ってきたそうな・・・ 

わ、わかりやすい(笑) 

仕方ないので、実際捜索に出ながらも、向こうの親にTEL。「あの~、うちの子供がカードを預けたら、なくしちゃったみたいで、大体どこら辺で落としたか聞いてもらえませんか~ 今外を歩いて探してますので~」と言うと、お母さんも電話口から直接子供さんに「ねえっ!やつふじ君のカードどうしたのよっ!なんでお前が持つ必要があんのよっ!」と怒っている。最初は「どっかいっちゃったんだよ」と言ってた友達も、そのうち「これがそうかな~?」とか言い出して、結局全部あったらしいのだけど・・。ま、思ったとおり(笑) 

そもそも、ムシキングとか遊戯王とか、カードをコレクションさせる系のムーブメントが大っ嫌いですわ。お金を沢山使える者が有利になる仕組みだから。お金がかかるだけならまだしも、今回みたく人を騙してでもカードを手に入れようとする悪知恵を子供が持つ機会をすごく与えやすいと思うよ。もちろん昔からこういったカードや消しゴムはあったけれど、中味には差が無くて絵柄・形が違うだけだった。それが今ときたらレアカードやら最強ドックを作ろうなどと煽り、買っても買っても足りない(満足しない)状況にさせている・・ 

と、ここまで書いてたらタイミングよくピンポンとチャイムが鳴りまして、上記の親子が謝罪&返却に来ました(笑)友達がベソかきながら「無くしたって嘘ついてごめんなさい」と言ってくれたので、まあ良しとするかっ!お母さんは「うちの子のカードは1枚残らず処分させます」と言ってたけど、それは話半分に聞いておこう。つーか、実際持ってかれたの73枚もあったんですが(笑)な~にが「10枚ぐらい」だよっ!ボケ! 

しっかし、うちのバカ息子は騙されやすいっつーかボケっつーか・・加害者じゃないだけマシだけど・・あんまり人のこと疑わないのもいかんよねぇ!