アクセシビリティ(長文スマソ)

一応心配されてる方がいるといけないんで、報告ですが、息子は元気に学校に行きました。報告終り。 

本題ですが、先日引き受けたWEBデザインに早速とりかかっているんですが、一番気にしなくちゃいけないのが、ユニバーサルデザインっつーか、アクセシビリティっつーか、まあ高齢者とか障害者が見ても大丈夫なデザインっつー部分ですね。 

んで、ググってみると、富士通さんが色々と無償ソフトを提供してくださってます。オレなんかも昔ニフティにいっぱいお金使ったので、堂々とダウンロード出来ます(何のこっちゃ) 

富士通アクセシビリティ・アシスタンス : FUJITSU Japan 

“このユニバーサルデザインの思想を基本にデザイン活動のひとつとして、視覚障害者や色覚障害者のアクセシビリティを高めるための診断ソフトウェアツール群「Fujitsu Accessibility Assistance」をホームページ作成担当者やデザイナーに向けて無償ダウンロードにて提供いたします。Fujitsu Accessibility AssistanceはWebInspector、ColorSelector、ColorDoctorの3つのツール群で構成されています。” 

とりあえず正しいページ構成であるかチェックしてくれるWebInspectorと、スポイトで背景色と文字色を拾うと、読み易い色であるかチェックしてくれるColorSelectorだけ使用してみましたが、結構面白いですよ。特にWebInspectorのほうはチェック項目がずら~っと並んでるのを見るだけでも、「ああ、font-sizeって絶対指定すると怒られるんだ~」とか「リンク張る時に”こちら”とか”ここ”ってやっちゃダメなんだ~」とか勉強になります。 

でも、やっぱ一番困るのはブラウザによる表示の違いかな。IE7とFireFoxで見比べてるんだけど、片方だけで進めてるとかなり危険。例えば小さいことだけれど、<LI></LI>で囲むとリスト表示しますよね。んで、</LI>で閉じた後、軽く説明をしたいので次の<LI>までに文字を入れるとする。すると、IE7だと何もしなくても改行するのに、FireFoxだと文字が続いちゃったり。IEのほうが勝手な行動に見えるけど、オレとしては改行してくれるほうがスッキリ読み易くてイイな、と思ったり・・・ 
【見え方】 
(IE7の場合) 
・abcd 
これはアルファベットです。 

(FireFoxの場合) 
・abcdこれはアルファベットです。 

あと、これはブラウザのユーザビリティの問題ですけども、Ctrlキーを押しながらマウスホイールをクリクリすると、FireFoxは文字サイズだけでっかくなったり小さくなったりしてくれて、非常に理にかなってると思うのですが、IE7で同じ事をするとページ全体が変化しちゃう。いや、デザインする側から考えるとIEは楽ですけど、なんか妙な感じだ。

はい、長文でグチってすいませんでした(笑)もうやめます。

2020年5月追記

このサービスは2013年に提供終了しております。詳しくは↓からどうぞ。

なぜ、富士通は「色覚障がい者のための診断ソフトウェア無償提供」を終了したのか