Beatles新作を聴きました

ネットか何かで、すでにBeatles名義の新作「LOVE」が発売されているのを知って、買わなきゃ!!ということで、今日会社の帰りに買ってきました。これ、実はシルクドゥソレイユ(説明不要だよね?)のショーの為に作られたサウンドトラック、という趣きです。全26曲が曲間ギャップなしに連続しています。全く違う曲だったものが合体されていたり、ほとんど手つかずのオリジナル状態な(とはいえ、サウンドは比較的に良くなっているような気がする。特にベースサウンド)ままの曲もあったり、なかなかバラエティに富んでいて、オレは買って満足しています。

これを評価できるかどうかは、ジョージマーティンがやってきたこと(例えばThe Long and Winding Roadの件とかさ)を受け入れられるかどうかで、個人差が出てくるんじゃないかな~?とか思うんだけど。巷では「こんなのBeatles名義で出すなんて商業主義的すぎる」「ジョンレノンが生きていたら許すかね」といった批判的な言動も見受けられるけど、反対に言えば世界でこんなことが出来るのはポールかリンゴ(これは無いだろうけど)かジョージマーティンぐらいなものなので、オレは良いと思うんだよね。オノ・ヨーコがやったら絶対に買わなかったな(笑)

あと、このアルバムの最後を飾るのが「All You Need Is Love」なんだけど、これを改めて聴いて「おお~~ なるほど~~っ!!」と思わず膝を叩きました。これってエンディングのほうで「All Together Now」だの「She Loves You Yeah~ Yeah~ Yeah~」だの「Yesterday」だの、自分達の過去の曲からの引用をするでしょ。つまり、2006年にこうしたアルバムが出るよりもずっと前、1967年に自分らでやっちゃってたってわけだね。合わせ技を。

LOVE (通常盤)

LOVE (通常盤)
ザ・ビートルズ